2011年12月13日火曜日

お金を知ることで日本を変える

昨日の勉強会で、「知ってるようで知らないお金の話」を聞く。
その中で目からウロコだったのが、「なぜ消費税はよろしくないか」の理由。
正社員が削られ派遣労働に切り替えられ、賃金が上がらない理由と直結しているのを初めて知った。

例を挙げて解説。(かなり大雑把に)

A社は10人の従業員を雇っている。
500万円を売り上げ、仕入れが200万円、人件費が200万円だった。
利益は100万円。
顧客から受け取った消費税25万円から、仕入れで支払った消費税10万円を差し引いて、15万円の消費税を納付する必要がある。
よって、残りは85万円。

一方、B社は従業員を雇っていない。
500万円を売り上げ、仕入れが400万円だった。
利益は100万円。
顧客から受け取った消費税25万円から、仕入れで支払った消費税20万円を差し引いて、5万円の消費税を納付する必要がある。
よって、残りは95万円。

従業員のいないB社の方が手元に残る金額が大きくなる。

ここでA社はコンサルタントのアドバイスで、従業員を全員解雇し、派遣労働に切り替えた。
すると、人件費は外注費200万円(消費税込み)となった。
仕入れで10万円と外注費で10万円の合計20万円の消費税を支払っているので、納付する消費税は5万円に減少。
手元に残るお金は95万円に増えた。

このように、他にもいろいろ要因はあるにせよ、消費税の導入によって、人件費抑制や非正規雇用化が加速されたのは間違いない。
これまで、消費税については、なんとなく買い物をするときに取られてて嫌だな、と消費者の視点からしか考えたことがなかったが、会社経営の視点から見るとこんなことになってた事を知り驚いた。

講師の方が「税金は国の形を決定づける、非常に重要な制度。」とおっしゃっていた。
この重大さを国民が理解していない事は悲劇であり、また、理解させようとしない政府(&マスコミ)は罪深い、と改めて思い知った。

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